アルコールストーブ その5

 一応満足できるアルコールストーブが出来たので、野外用にお茶セットを組んでみました。


一部でマニアが居るトランギア社のメスティン(飯ごう)の内部に水以外は全部収まります。


 蓋を開けるとこんな感じで収まっています。


 内部の物を取り出すとこんな感じ。 メスティンの本体と蓋、メラニン樹脂のカップ、プラスチックのスプーン、自作アルコールストーブ、自作五徳、ライター、60mlのアルコール入り容器、ココアの粉末と抹茶の粉末。
 カップの中にアルコールストーブがすっぽり入るのでいい感じ。


 これでメスティンに水を入れて、沸騰させ、カップにお湯を注いでお茶が飲めます。 写真の右上の緑の容器は500mlの水筒。 メスティンの蓋が熱くなるので、軍手が一枚あると便利ですね。 アルコールストーブに一回に30ml程度のアルコールを入れることが出来て、これで500mlの水を沸騰させられます。 お茶をするのに十分ですね。 (室内の話なので、野外だともっと性能が低下するはずですが・・・。)


 実際、どんな性能か試してみると、400mlほどお湯を沸かして、アウトドア用のアルファ米にお湯を注ぎ、蓋をして20分ほど待つとご飯が食べられます。 沸かして残ったお湯はスープとかに使えます。 500ml沸かせるので、沸かしている最中にメスティンにチキンラーメンを放り込んで煮ることもできます。

 五徳の背が低くて十分酸素が供給されないのか、お湯を沸かしている最中にメスティンを持ち上げてしばらく待つと火力が強くなりますね。 まだ改良が必要です。



 追加:

 

 実際、野外でお茶セットを使ってみました。 火を使える場所を探して自転車で散策。 日差しが強いものの、微風が吹いて自転車でトロトロとポタリングをするのにいい日でしたが、アルコールストーブはこんな微風でも影響します。 とりあえずメスティンの蓋で即席ウインドスクリーンをこさえました。
 実際に使うには風を遮るウインドスクリーンが必要ですね。 五徳の高さも問題なので、五徳兼用のウインドスクリーンを考えなければ。

 明るい場所だと炎が見えず、ついているか陽炎で確認しなければなりません。 何とかカップ一杯分のお湯を作ってココアを飲んで帰ってきました。