治具を作る

 前回作ったUSOSKINEの8番目の作品と同じものを治具を使って作ってみました。

 

 治具といってもプラスチックの薄い板に、切り出す紙の大きさの寸法の位置に千枚通しで穴を開けただけです。 材料にこの板を置いて、穴に千枚通しを押し当てて材料に穴を開けて位置決めをします。 定規で長さを測って材料を切り出すよりも簡単で正確に切り出せるはず。


 

 材料を切り出してみました。 お手軽に定規で測って切り出すより正確な寸法を出せました。


 

 刻印を入れます。 きれいな刻印を入れるため何種類か組み合わせて実験してみましたが、厚紙の1枚目と黒皮を張り合わせた状態で刻印を入れるのが一番きれいに刻印が入るようです。 位置決めをするために前回作ったゲージを使っています。


 

 組み立て中。 黒皮と厚紙1枚目を貼り付けた物にゴムヒモを通して、これから四角く穴を開けた厚紙の2枚目を貼り付けます。 (穴も治具で位置決めしました) ゴムヒモの先端部に正方形に切った紙をホチキスで固定し、穴の部分に収まるようにして製品時にゴムヒモの盛り上がりが見えないようにしています。


 

 USOSKINEの9個目の作品が完成。


 

 8番目と並べてみる。 基本的に寸法は一緒ですが、治具を使ったおかげで工作精度が上がりました。 縁の部分とかがよりかっちりした出来だし、裏面の滑らかさも良くなっています。 刻印もはっきり出ているな。 何より、作成時間が短くなりました。