ツールを使いこなす

 若干(かなり?)ネタ企画になりつつ、Moleskineへの暴走的盲目的愛情と、自分なりに理想の手帳というか情報ツールを作り出そうと試行錯誤したUSOSKINEですが、あと1作か2作試作すればそれなりの物ができそうな気配がしています。


 とりあえずUSOSKINEの歴史。

USOSKINE type000 mock-up
USOSKINE type001 tag folder
USOSKINE type002 tag folder + pocket
USOSKINE type003 Moleskine hidden pocket
USOSKINE type004 bookmark
USOSKINE type005 commutation ticket folder + pocket
  

 000は完全な実験作、003、004は一発ネタ的な物として、今現在実際に使っているのは002と005です。 そのうち005は完成したときに「あ、定期入れイラネ」となりまして、普段財布に入れないカード類を入れて鞄に入れています。 どうもね、定期入れは財布と一緒にないとまずいなーとか実際に手にしたとき考えた次第です。 これは作っているときは考えなかったな。 作ってみてわかるってこともありますね。
 あと、普段仕事で使っている002はポケットの出来がまずいですね。 特にポケット自体の厚みと段差でPost-itで書いているときぺこぺこしちゃうし、そもそもデザイン的な意味合いが強くてわざわざポケットに入れるものがないという点で不必要なオプションでなってしまっています。 意外だったのが、見開き部分のページ。 これは使ってみて重宝な使い道が出てきました。 (後述)

 実際自分で考えながら手を動かしてカスタマイズしていくと「自分の必要な仕様」というものがだんだん明確になってきますね。 頭だけで考えているより、自分の一番必要な情報ツールに近づく方法の一つとなるのではないでしょうか。
  

 次回作での仕様

・ 外見は黒い合皮、ゴムバンド。 できればUSOSKINEの刻印を入れたい。
・ 見開きを付ける。 USOSKINEのゴム印を手に入れて印を付けたい。 「In case of loss, Please return to:」の文字は印刷が面倒なので見送る。
・ Post-itを張り付けるページを作る。 一度に50枚程度固定できてずれて外れないような機構にする。
・ ポケットはマチの付くタイプではなくシンプルなCahier風のポケットにする。 機能的にポケットは必要ではないが、デザインの点とゴムバンドの固定部の段差を隠す点で必要。
・ 極力部品数を少なく、組み立てやすく、必要な強度を持った構造にする。

 こんな感じでつくろうかなと思っています。
 まだ考えている仕様としてpost-itの大きさを75x75か75x50にするか迷っています。 使い勝手は75x75なのですが、この大きさでは服のポケットから出し入れするときにちょっと引っかかるんですよね。 又、Moleskineのスケッチブックに張り付けるときに1ページに2枚程度しかPost-itを張り付けるスペースが無い点も問題です。
  

 ネタ的につけた表紙のページですが、これがPost-itを待機させるスペースとして重宝しています。

 

 表紙部分にPost-itをあらかじめ張り付けておく。 とっさにメモるとき重宝します。


 

 見開きページに書き込んだPost-itを待機させておく。 このページは仕事用とか、このページはプライベート用とか自分で決めて張り付けておきます。 後で母艦としてMoleskinePost-itを書き写すなり、張りなおします。


 

 Post-itホルダー部。 書き込むのはここがメイン。 反対側のページは小さなカレンダーを張り付けています。


 次回作が成功したら、今度は加工方法のリファインをして、より簡単に作ることが出来るようにしてみる予定です。