ウソ企画

”シャングリラ” リプレイ第7話



 第2階層を広く探索し、装備を整えダンジョン深部にいるボスキャラにも対面できました。 そろそろ第3階層へ挑んでもいい頃合いです。
 第3階層はこれまでとは勝手が違い、シャングリラの創造者である魔法王から離反した高位の魔法使いが支配しています。 つまり施設の利用がほとんどできなくなり、これまで受けていたいくつかの恩恵が受けられなくなり、よりシビアな探索を行わなくてはいけません。
 特に死亡のリスクが高くなって、これまでのSPの喪失のペナルティーの他、装備品が死亡場所に置き去りになってしまい、本人が取りに行くまで装備を回収できなくなってしまうのです。 予備の装備の用意が必要になり、装備品回収の際の2次遭難増えていくのでパーティーメンバーとの協調がより重要になって行きます。


 そろそろ知り合いの治療師の中には蘇生呪文を行うことのできるメンバーが現れてきてパーティーメンバーとして引っ張りだこのようです。 他の職業もいろいろなスキルを覚えて職業ごとの区別も明確になってきて、中にはネガティブなものもあります。 ネガティブな呪文やスキルの一部には第4階層に存在する光の闇の勢力の一方が嫌うものも存在するため、どちらの勢力に加担するかそろそろ考えながら使用していかなくてはいけません。 一方の勢力に加担すると敵対勢力に付いた仲間とは第4,5,6階層ではパーティーを組むことができなくなります。
 どちらの勢力に加担するにしても、メリットとデメリットが伴うためどちらの勢力に加担もせずに一気に第7階層まで行ってしまう冒険者もいると聞きました。 今後、やれることは増えて探索を行うことのできる範囲も劇的に増えていきます。


リプレイ終わり